「もう痛くない」は治っているの?!

患者さんとの会話の中で、
「もう痛くないし、治ってますよね~」と聞かれる事があります。
患者さんからすると、「痛くない=治った」と思っている人は多いと思います。

私はよくこんな例え話をします。
お風呂に例えて・・・。

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常に蛇口からお湯が出っ放しです。
湯船の栓はしてなくて、下からお湯は抜けっぱなしです。
普通であれば、湯船にいつまでたってもお湯が溜まりませんよね。

しかし、ある条件で湯船にお湯はドンドン溜まり、ある時、湯船からお湯が溢れ出します。

その条件とは・・・、
①上から入ってくるお湯の量が急激に増えた。
②下からお湯が抜ける量が減った。(詰まりかけとか・・・。)

つまり・・・、
上から常に入ってくるのは、肉体的ストレスや精神的ストレスで、湯船から溢れた分が、実際身体に現れている何らかの症状ということです。 湯船の大きさは人それぞれです。(その人の許容量とも言えます)

下からの抜け(排水)が悪くなるという事は、うまくストレス発散が出来ていなかったり、体調が悪かったり、身体の偏りがあったりとかが考えられます。

運動を中止して痛みが自然に治った場合、これが治ったのか?と聞かれると答えは???
このケースでは、運動再開すると痛くなる確率は高いと思われます。なにしろ原因自体は取り除かれていませんからね。

上からのストレスは減り、少しずつ排水が追い付いてきたという事だと思います。

湯船を大きくしたり、排水の詰まりを無くしたり、もしくはもっと太い排水管に変えることがすなわち原因を取り除く事になります。

原因が取り除かれると、以前より運動量を増やしても痛まなかったり、痛める前よりパフォーマンスが上がったりするはずです。

そうなって初めて自信を持って、「治りましたよ!」 と言えるかな・・・なんて思います。

 

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