人間の本来あるべき姿

◎痛みにつながる偏り
重力のもとでは、身体を上手に使わないと身体が偏ってしまいます。姿勢を崩すと更に腕、足、体幹、各々が硬くなり関節にも障害が・・・。私たちはバランスをとって身体を安定させるはずが、筋力で身体を支えて立つことが習慣となり疲れやすくなっています。悪い習慣が身につくと、立ち方を更に磨いたり、別の方法を探ろうとはしません。安易に腕や足の動きを意識しても障害につながるだけ。また、長時間パソコンやゲームの前に座っているとその姿勢が身につき、立った時の姿勢も悪くなってしまいます。でも、その習慣は決まったものでもありませんし、限界だと思っているものが実際の限界でもありません。その奥を探ろうとする好奇心や向上心が必要です。

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◎偏りがないと
正しく立てば筋力で身体を支える必要がなく、バランス感覚で立つことができます。この状態から関節を筋収縮で固めることなく筋の協調性で自由に動けることは、高度な感覚を必要としますが、この姿勢が一番能力を発揮できます。ところが、筋肉を常に緊張させた関節が動きにくい状態では、運動能力が低下しバランスも崩れやすくなります。

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◎偏りを正すには
「胸を張って」「腹筋に力を入れて」など大雑把な表現では、姿勢は良くなりません。だれでも、力で作る人為的な姿勢より,いつもの姿勢の方が居心地が良いものです。また、バランスの良い姿勢を作るには、体幹の深層筋が働かないとできませんので、難しいものです。

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◎身体の偏りも心が
環境や精神的トラウマなどが身体の使い方やイメージに大きな影響を与えますので、周りに感じる危険や圧力に対する防衛本能が慢性的になった時、その人の姿勢となります。
姿勢の崩れが動きの偏りに。動きの偏りが、痛みやスポーツ障害に・・・。

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◎心≧身体≠頭
わたしたちの身体は、発達過程において重力のもとで動き回ることにより、それに適応するようになっています。歩くことも同じように長い年月をかけ習得していくのですが、地上の上を一直線に歩くことと地上10mに張られたロープの上を歩くことは同じでしょうか。身体は機械的なものだけで動いているのではありません。パソコンはOSがなければ作動しませんが、人間も最も大切な非物理的システム「精神」がなければ正しく安定して立つことすらできないのです。外見上の形をいくら整えても、頭で理解したつもりでも、身体は正しく動いてはくれません。

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◎スポーツ障害とは
子供のころ時間の経つことも忘れ、日が暮れて見えなくなるまでボールを追かけていた時代が誰しもあったと思います。そんな時は、スポーツ障害など経験しなかったはず。ところが、いつの時代からか、子供から大人まで、勉強も仕事もスポーツまでも、頭で考える習慣が染み付いてしまい、現在では、健康のためにと歩き始めた途端に膝が痛くなったり、すぐに肘や肩が痛くなったりする子供が増えています。スポーツ障害の原因は、年齢や体重、練習量や筋力不足が原因で起るものでもありませんし、練習を休んでも解決しません。頭であれこれ考えず、昔の子供のように素直で純粋であればいいのです。

 

Kinetic Forum 代表 矢田修一
Kinetic Forumリーフレットより抜粋


Kinetic Forumとは

一般的には、テーピングやマッサージなどの対症療法が多い中、身体全体を包括的に捉える独自のシステム(BC Total Balance System)が口コミで広がり、様々なご縁で集まった治療家、トレーナー、指導者などで構成する学術団体です。

キネティックフォーラム


当院はこの BC Total Balance System の理論に基き、治療・指導をさせて頂いております。